2012年1月 5日 (木曜日)

謹賀新年2012

あけましておめでとうございます。
謹んで新春のお慶びを申し上げます。

ここ数年、年末年始の休みはほとんどが実家の両親ために時間を使うので、ドタバタしていてなかなか落ち着かないのですが、今年はそれに加えて年始早々体調を崩し、お正月気分もないまま、本日5日が仕事始めを迎えてしまいました。

昨年は自分自身の生き方を問う一年にし、ある挑戦を試みていました。結果はまだ出ていませんが、あらためていろんな人に支えられていることを実感しました。特に家族にはいっぱい助けられています。

また公私を問わず責任のある立場を頂き、さまざまな人たちの助けを借りながら、いろいろなことに関わっていけたことは大きな収穫だったと実感しています。今年はそれらが広がって、どんな人たちとどんな出会いが待っているのかわくわくドキドキしています。

まあそれもこれも健康あっての話なので、体調を整えて気を引き締めていきたいと思います。

旧年中のご交誼を深謝申し上げ
併せて本年も倍旧のお引き立てを
宜しくお願い申し上げます。

2011年12月29日 (木曜日)

年末年始休暇のお知らせ

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筑波建築設計工房の
年末年始休暇は以下の通りです。
  12月29日(木)〜1月4日(水)
年始は1月5日(木)より営業を開始致します。

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筑波幸一郎です。
今年も残すところあと3日になりました。

工房事務所も最後の掃除をして、さわやかに年明けを迎えることができるようにしました。
普段から片付けているのですが、やはり区切りとして節目節目にキチンと片付いているのにこしたことはありません。

今年を振り返ると公私ともに大きな変化がありました。
日本では震災があり、建築にたずさわる立場として、何をどうすれば良いか深く考えることになりました。大いに反省すべきは阪神大震災の時もそうだったはずなのに、いつの間にか日々の細事に流されるようになっていたことです。

今回はその忘却を許さない福島原発の放射能汚染というとてつもない課題を突き付けられています。人類の時間軸では到底解決出来ないこの問題が、はからずとも人類すべての記憶にアーカイブすることになってしまいました。

当の本人である日本人の立ち居振る舞いが問われいます。
果たして自分はどうすれば良いのか。

ただ、建築という立ち位置からは何もできないという事実も確認させられることになりました。震災に立ち入って活動している建築家はたくさんいますが、僕個人の視点から見れば、雨後の筍のごとく、仮設住宅やコミュニティや復興計画が提示されているだけで、それらをとりまとめることは誰にも出来ていません。

再度、問うてみると、果たして自分はどうすれば良いのか。

震災は、歴史を振り返れば必ず乗り越えコトが出来ています。そこから得た教訓をどう後世に伝えていくかが僕たちの課題でしょう。太平洋戦争、ヒロシマ、ナガサキなどを実際に経験した人がほとんど居なくなってしまった今、それらをきちんと受け継いでいるのかどうかと同じように、本当にそこから得た教訓をどう後世に伝えていくかが、僕たちの課題なのです。

しかし、どうにも答えの出ない最大の問題は原発事故にどう対応していくかです。先にも言いましたが人類の時間軸では到底解決出来ない問題を生み出す原発をどうするれば止めることができるのか、事故後、垂れ流され続けている放射能や汚染されたものをどうするのか。このとてつもない難題に対して真摯に真剣に取り組んでいる建築家は皆無です。

有名無名を問わず、スタイルとして「3.11」を語る大御所や若手建築家には本当に苛立を覚えてなりません。見えない未来に希望を指し示すにはどうすればいいか。それは自分自身への苛立にもなっています。

最後にもう一度、問うてみると
果たして自分はどうすれば良いのか。

答えは至極シンプルです。自分の力の小ささは十分に理解しているので「できること」と「できないこと」は冷静に判断し、出来ることのみを選択し集中すること。その結果をきちんと提示することです。
結局は、自分の五感で確認して、考えて、判断すべきなのだと。。。

来年はよりよい一年にしましょう。

2011年12月12日 (月曜日)

萱島神社の御神木

先日、オープンハウスを見に京阪「萱島」駅に行ったついでに、久しぶりに萱島神社を訪れました。

京阪「萱島」駅は「寝屋川市」駅の一つ手前の駅。
私が生まれ、幼少期を過ごした町が門真市の「古川橋」なので、原体験の町とも言えます。
まあ、あまり柄がいい土地柄とは言えない所ですが。。。

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萱島神社には樹齢700年を過ぎた御神木があります。
ひさしぶりの再会です。以前来たのはいつだったか記憶にありません。
この御神木、萱島駅が高架される時に伐採される予定でしたが、地元の保存活動により今のように高架の駅舎ホームを貫く形で残されることになりました。

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駅舎を避けるために各所で枝が切断されかなり痛々しい姿ですがその大きさはさすがに樹齢700年を過ぎた圧倒感、迫力があります。ぱっと見て駅舎ホームとの関係がよくわからない状況です。

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建築設計に携わる身としては、もっと御神木を中心とした駅の有り様があると思うのですが、誰がどのように計画したのか今のような混沌としたかたちで姿を残しています。萱島神社も駅高架下の神社というハイブリッドな環境下にあります。

お正月には小さい神社ながらも初詣客で賑わうところに大阪門真という地域性を感じる事ができます。

2011年12月 7日 (水曜日)

日土小学校と松村正恒展

先日、愛媛県八幡浜市に行く機会がありました。

事前に友人の建築家 荒木さんから「日土小学校は必見ですよ」と言われながら旅程の都合で見に行くことが出来ませんでした。

しかし偶然にも大阪くらしの今昔館で「日土小学校と松村正恒展」が開催されていたので見に行ってきました。

会名 日土小学校と松村正恒展―保存再生された木造校舎―
会期 2011年12月25日(日)まで
会場 大阪市立住まいのミュージアム「大阪くらしの今昔館」企画展示室
費用 200円(当展のみ鑑賞の場合)
主催 大阪市立住まいのミュージアム「大阪くらしの今昔館」
ギャラリー・エークワッド
協力 株式会社竹中工務店

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(写真は”日土小学校を考えるネットワーク”より)

展覧会では、日土小学校を中心に松村正恒の作品を通して、木造モダニズム建築の魅力を紹介するとともに、保存再生の今日的意義や可能性についても再考しています。

学校建築が中心なのですが、教育について、建築をすることについて、考えるところが多くとても良い展覧会です。展示の中で廃校となる狩江小学校のお別れ会のビデオがあるのですが、建築家松村正恒が子どもたちに語る姿がとても素敵な光景となっています。


2011年11月27日 (日曜日)

豊島美術館

豊島美術館を見る。

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ちらちらと見える経済性は嫌いだけれど、「アート、建築、環境という3つの物語がきれいに調和している。」と解説されている通り、昼と夜、四季ごとに訪れてみたい空間を久しぶりに体感した。

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シンプルに美しいと感じた。

2011年10月22日 (土曜日)

『14歳』を読んで

14 楳図かずお/小学館


大学生の頃、ビッグコミックスピリッツ(小学館)で連載されていた楳図かずおの『14歳』を再読しました。連載時、毎週読むだけだとよくわからなかったストーリーが、通読、一気読みをして初めて理解できるところがいくつもあり、深く考えさせられました。

『14歳』は、人口培養したチキンを食料とし、地下に主生活の場を移し、人が生み出したゴミや廃棄物を地球のプレートに流し込み地下に捨てることによって繁栄を永続させようとした人類の破滅への物語。

楳図かずお自身は意識していないだろうけれど、人間の持つ欲望、恐怖、懺悔、贖罪などをストレートに群衆劇でありながら強烈なキャラクターを登場させて描くことよって濃く深く物語をつむいでいきます。連載時もそうでしたが、読むということに精神力、体力を必要とする希有の作家です。

連載終了からもう15年以上経っていますが、今現在、この日本で起こっている未曾有の災害(東日本大震災やフクシマ原発事故)を言い当てるかのごとく、恐るべき予見が多く読み取れます。

読了後の虚脱感は相当なものですが、ぜひ読んでみて欲しい作品のひとつです。


2011年10月 8日 (土曜日)

イベント参加のお知らせ

トークイベント『建築をあきらめない』に参加します。

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昨年からおこなってきた連続イベントの第5弾(最終章)です。
是非、見に聞きにきて下さい。

詳しくは→こちらまで

2011年9月 3日 (土曜日)

SCMA企画展第5弾「建築をあきらめない」

建築仲間とSCMAというグループで、建築に関わるさまざまな活動をおこなっています。
そのメンバーと10月にトークイベントをおこなうことになりましたので告知をします。

建築をあきらめない
日時:10月28日(金)18:30〜
場所:アリアフィーナ大阪ショールーム

今回のテーマは「建築をあきらめない」。
建築をとりまく環境は厳しく、多様化しています。
建築にかつて見ていた魅力を見出せず、向かうべき方向性を掴めない。。。
今回のトークイベントは、そんな問いかけに共感する人たちに是非来て欲しい。
多様な時代だからこそ広がる可能性の見出し方、建築との向き合い方を等身大の姿で語ります。

詳しくは下記のチラシをご覧下さい。



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2011年8月23日 (火曜日)

新をあらためて

大分県大分市に訪れています。
今回は時間がないので行くことはできませんが、となりの佐伯市は父の故郷です。

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宿泊しているホテルからほど近くに旧大分県立図書館があったので見学に行きました。言わずと知れた磯崎新設計の図書館ですが、今は磯崎新記念館「アートプラザ」となっています。3階は磯崎新建築展示室となっており無料の常設展示がおこなわれています。

来年の5月末まで「磯崎新:ビルドとアンビルド」というテーマで新旧のアンビルド作品が大きな木製の模型とシルクスクリーンの図面群で展示されています。

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私が学生だった頃、磯崎新は建築にとどまらず、サブカルチャー誌を含めて多くの雑誌やメディアを賑わせていました。難解な著作を何度も読んだ記憶があります。今回、久しぶりにその作品群と模型、図面やスケッチにふれて、芸大自体の自分の記憶がよみがえってきてドキドキした時間を過ごすことができました。

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市民向けのコミュニティ施設として生まれ変わったアートプラザは、下階では子ども向けの3Dお化け屋敷が催されて、ここが図書館だったとは思えない状況でしたが、3階の磯崎新の常設展示室は、私が居るあいだは私だけという贅沢な状況でした。


2011年8月13日 (土曜日)

夏期休暇のお知らせ

残暑お見舞い申し上げます。

筑波建築設計工房 夏期休暇のお知らせ
8月13日(土)~ 8月21日(日)まで
上記期間は事務所不在になります。

メールでのご連絡・ご依頼・ご相談は可能です。
ただし御返事にはしばらく時間を頂くことになります。

宜しくお願いします。

«映画「コクリコ坂から」を観て

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