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2012年4月 8日 (日)

WEARAWARE 気づきを着る〜三好誠人展のご案内

私が参加活動している建築集団SCMA(すきま)は、建築を通して、関西から様々な情報発信をおこなっています。

昨年まではSCMA(すきま)メンバーであるそれぞれがプレゼンテーターとなり、企画イベントをおこなってきました。2012年の第1弾となる今回の企画展は、建築に関わりながらも建築だけに限らずさまざまな方向で活躍している「ひと」に注目して、その方々のお話を聞いてみようというところからスタートしました。

注目の第1回は、私の元会社の先輩でもあり友人でもある建築家の三好誠人氏をフューチャーしました。

いよいよ以下の日程で作品展とトークイベントをおこないます。

作品展:4月10日(火)から14日(土)10時から18時まで
トークイベント:4月13日(金)18時から 講師:三好誠人&SCMAメンバー

ものをつくるということはどういうことなのか、その過程を図々しくも展示することをお願いし、手書きのスケッチ、デザイン検討用のプロトタイプの作品など、限りあるスペースに最大限の展示をしています。

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会場も装いを新たにした富士工業グループ(アリアフィーナ)大阪ショールームでおこないます。

是非、ご高覧頂ければと思います。
作品展は無料、トークイベント参加は懇親会を含めて参加無料です。
お気軽にご参加ください。


2012年3月31日 (土)

カタチのデザイン〜はじめに〜

ーはじめにー

「もの」をつくることはその大概において『カタチを規定する』ことにある。

美しいと思ったり、ハッと心を奪われたりするものの多くには、そのカタチが実体であれ観念であれ、私たちの意識に何かを感じさせる「メッセージ」があるからである。

私たちは日々、膨大な量のカタチを目にしている。しかし、その原理原則や基礎・基本を理解していないと、そうしたものの中に「メッセージ」があるのかないのかを感じることはできない。

今や条件が整いさえすればインターネットなどを通じて無限の情報に接することができるという過信がある。本来であれば、つくり手と受け手という創造性のある対話が生じるべきところが等しくフラットになったため、誰もが『カタチをデザインできる』という錯覚を与えてしまった。それらが喪失していることに気がつかぬままに。。。

カタチを規定するのにアルゴリズムなどを使うという行為も、ひとつ間違えればそういった錯覚の世界に身を委ねることとなってしまう類例のひとつだ。

プロとして『カタチを規定すること』を職業とする私は、優れた発想やコンセプトが現実のカタチを与えられていく過程で台無しになっていくのを数多く見てきた。それは主に創作(「もの」をつくる)において身につけておかなければならない原理原則や基礎・基本を理解していないことに原因がある。

現実の建築の世界で言えば、つくり手とならず既製品のアッセンブリストとなること、あるいは経済にコミットしてしまうことに優先順位を置いた場合によく起こる現象だ。

少なくとも私が大学時代、ものづくりにおいて恩師から学んだことは、そういったカタチをつくるための原理原則、視覚的な幾何学的構図の原理、カタチの文法であった。

学生諸君であれば、まずは理論武装や表現(プレゼン)手法を覚える前に、そういった当たり前の基本を身につけるべきである。悲しいかな、そういったことをきちんと教えることができる教師がいないのも現実である。

カタチのデザインは、私が学んできたことや社会の中で身につけてきたことを通して、その原理原則や基礎・基本を綴っていき、今感じているとてつもなく大きな問題を問うていきたいと考えている。

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